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KANON Story...
KANON * Gingerbread
Perníčky
2016年5月に訪れたチェコで、ペルニークというお菓子に一瞬で心奪われました。チェスキークルムロフという小さな町のお城の近くにあった「ČESKý PERNíK」という可愛らしいお店、素敵な空気に包まれた店内には所狭しと置かれたペルニーク!伝統的な型押しの壁にかけられるものから、アイシングを施した繊細なものまで種類も様々。このお店のリーフレットによると、ペルニークとは英語でジンジャーブレッドのこと。スパイスを使用した伝統的な焼き菓子で、1300年頃の記述に残っているらしく古くから作られていたものとのこと。昔は硬いお菓子で保存性が高く、すりおろしてスープになどに入れることもあったのだとか。
そんなペルニークが、どのような歴史をたどり繊細なアイシングを施されたジンジャーブレッドになったのか興味は尽きません。でも、まずは日本で情報収集しながら繊細なジンジャーブレッドを作ってみることにしました。
十勝菓子工房 菓音
*KANON*
農業・酪農王国十勝の1200%とも言われる自給率、原料としてだけでなく地元で加工し商品にしたいと思い、2010年に小さなお菓子工房を立ち上げました。基本の原材料は十勝産の小麦粉と鶏卵、北海道産のバターと甜菜糖。時には直接生産者の方から購入し、素材の背景に寄り添える物作りを目指しています。
量産はできませんが、素材と見た目にこだわった焼き菓子を首都圏を中心に販売しています。最近はお菓子とともに「十勝暮らしの心地よさ」をお伝えすることが増えてきました。移住は難しくても「暮らすような旅」や「週末十勝」など、十勝に帰ってくるような気持ちで遊びにきていただけたらと思います。
季節を感じ生産者の方々と自然の恵みに感謝しながら、これからも十勝から発信していきます。
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